吉本集の個人ブログ
Web制作の技術について書いています。たまに日記も書きます。

コーディングと、お金と、スキル

2014年3月4日 / category : 日記

web制作の料金というのは、本当によくわからないものです。
正直、作業している僕自身も、相場というのがわかりません。
国かどっかが基本料金的なものを作ってくれないかとすら思っています。

例えばこれをラーメンで例えると、

800円

この辺が基本的なラインだと僕は思う。
地元札幌に行くと、650円で美味しいラーメンが食べられる。
が、東京だとなかなか難しい。

1,000円

この価格でも僕は許せる。
東京だし、この場所で1000円なら仕方ないな、みたいな。

650円~1,000円

この辺がラーメン価格の相場だろう。

で、web制作の場合は、どうだろう。
HTMLコーディングを例にあげてみる。

ランディングページ 1ページ : 40,000円

どうでしょう。
高いでしょうか。
ちょっとした変更を考慮し、ま、1日(8時間)見ていただいて、時給を5,000円にさせていただいて、この金額。

そして、さらにオプションとしてメイン画像の部分をJavaScriptでスライドで動かしたい。
グローバルメニューもJavaScriptで制御してプルダウンメニューにしたい。

そうですか。
でも私、JavaScriptは得意なので、そんなに時間かかりません。
4時間くらいでできるでしょう。
ということで、20,000円プラスの

60,000円

どうでしょうか。
高いでしょうか。安いでしょうか。

HTMLコーディングに2日、JavaScriptに1日かかると判断し、120,000円で見積もりを出す方もいるでしょう。
いやいや、ぜひお受けしたいので、25000円でやらせてください、っていう方もいるでしょう。
さらに、依頼側のディレクターの感覚もそれぞれです。
25000円よりさらに安い20000円でやってくれるだろう、と判断するディレクターもいるでしょう。

ということで、

20,000円~120,000円

経験上、このくらいの開きがあるでしょう。
この金額を見て「安すぎ!」「高すぎ!」と思う方もいると思いますが、あるのです。

さらに、僕の場合だと、案件によっては金額を下げても良いと思っているケースがあります。

・案件のブランド力が強い
・挑戦したい技術を試せる

など。
要は、金額関係なく「やってみたい」と思える案件に対しては、金額を下げてでも受注したいわけです。

で、何が言いたいかというと、結局のところ、金額ってあんまり意味無いんです。
20,000円で発注する会社もあれば、120,000円で発注する会社もあり、20,000円で受注する方もいれば、120,000円で受注する人もいる。
理由も色々、状況も色々です。

良い金額で受注したい人は、120,000円で発注する会社からもらえるように動けばよくて、20,000円で発注しようとしている会社から、120,000円で受注しようとしても難しいです。

で、何が言いたいかというと、自分の技術スキルに見合った対価をもらおうとするのは、難しいです。
「僕は、すごく綺麗なコードを書きます!だから、単価が高いです。」
っていうのは、正直成り立たないです。

「綺麗なコードを書く制作会社であれば、金額アップします!」
なんて会社があれば、それはもう神様です。

では、コードは汚くてもいいのか。
僕は、そこがプロフェッショナルなのか、サラリーマンコーダーなのかの差だと思っています。

根本の話をすると、なぜコーディングをするのか。
コーディングの案件が来たから、コーディングをする。

僕は、違います。

コーディングが好きだからコーディングします。
その場として、仕事があります。
そして、1行でも短くコードかけるか、どうコーディングすれば綺麗に見えるか、常に意識しています。
要は、好きなんです。

で、何が言いたいかというと、綺麗なコードを書くのと、金額は比例もしないし、関係もないのです。
綺麗なコードを書く人は、常に綺麗です。(綺麗なはずです。)
コードが汚い人は、いつも汚いはずです。(意識が変われば、綺麗になるかも。)